調べた訳ではないが日本で一番小さな公立天文台だそうだ。1958年の開館。20cmの屈折望遠鏡で昼は太陽を観察(太陽黒点)夜は星、観望会参加無料。豊平館とキタラの中間の丘にある。昔、岡田山と呼ばれていた。
2018年7月27日~8月3日 札幌市天文台火星観望会
火星大接近! 天文台では20時~23時、天文台の大型望遠鏡で観望、大勢の人が来ることを想定して天文台周辺に小型望遠鏡も設置された。
天文台の隣の札幌コンサートホール・キタラ前広場
2018年5月5日~7月14日札幌市天文台公開休止
5月5日~7月14日は工事のため公開休止。
札幌市天文台利用案内概要
中島公園にある天文台で、何が観望できるか、簡単に説明をする。
昼間公開概略
公開時間: 10時~12時、14時~16時 観察対象: 太陽
休館日: 月曜日、火曜午後、祝翌日、年末年始
夜間公開の概略(詳細は公式サイト参照)
春夏秋冬の星座を観測。時間は18時~22時の特定時間、季節によって異なる。観測日は金・土・日・月の特定日。 雨天・曇天時、観望中止。正確には公式サイトを参照(問合せ先電話番号も公式サイトに記載)。
詳細は公式サイト参照 → 札幌市青少年科学館・札幌市天文台
天文台スタッフから一言
天文台担当者から「中島パフェ」訪問者へ一言頂ました。
『こんな街中で星が見られるのですか?』とお客様によく聞かれます。『明るい星や月、惑星ならば十分に楽しめますよ』とお答えしています。街中にあるのは、むしろアクセスがよくご利用いただきやすいといえます。土星の環、星の誕生現場、目で見るとひとつなのに望遠鏡で見るとふたつに見える天体など、夜間公開での観望対象は盛りだくさんです。街中の天文台から、宇宙に触れてみませんか。昼間の太陽観望でのご利用もお待ちしております。(2011.12.21KH)
2018年1月31日 札幌市天文台で皆既月食観望会
月食は、満月が地球の影に入ることで起こる現象。皆既月食は普段の月よりも赤く見えるのが特徴。今回は天候に恵まれ、欠け始めから終わりまでの全行程を見ることが出来た。詳細は公式ページ→皆既月食観望会
2015年4月4日19時~21時 皆既月食観望会
画像は皆既月食当日、11時頃の札幌市天文台。
地球の影に満月がすっぽりと入る皆既月食が昨年10月に続き起こる。部分月食の始まり19時15分、皆既月食20時54分~21時6分、部分月食の終わり22時45分。札幌市青少年科学館よる撮影画像→皆既月食の撮影を…
2012年5月21日 札幌市天文台 日食観望会
太陽の大部分が欠ける部分日食(最大食分0.84)詳細→ 日食観望会
食の始め6時33分07秒、食の最大7時49分49秒、食の終わり9時17分35秒。日食観望会時の天文台周辺の様子はこちら → 天文台で日食観望会
日食観望会参加者に説明する札幌市青少年科学館スタッフ。
天文台のある岡田山は600人の参加者で埋め尽くされた。
天文台ドームに入ってみよう!
2010年1月16日、東京からのお客さんをお連れして初めて天文台の中に入ってみた。近くに住んでいても敷居が高く感じる天文台である。公開されているのに、私が勝手にそう思い込んでいるのだ。
例えば、私が一人で天文台に見学に行ったとする。施設に入る以上、目的を言わなければならないだろう。
「こんにちは、星を見に来ました。よろしくお願いします」
「星は暗くならないと見えません。夜に来て下さい」
「夜は風邪をひき易いのでダメです」
「太陽なら見えますよ」
「ありがとうございます。しかし、目がつぶれないでしょうか?」
「嫌ですね。黒点観測はいろいろな方法があるのですよ」
「コクテン?」 目が点になる。
簡単な予備知識はこちら → 札幌市天文台(ウィキベディア)
天文台スタッフから一言で分かった。 土星の環は肉眼では見えないが、それが見えるのだ。 土星の環を是非見たい。 天文台に行こう!
札幌市天文台や天文についての詳細情報は文末のリンク
勉強よりもノンビリと公園を散歩する方が好きだ。どうしても勉強というならば、理科よりも社会科、特に歴史が好きだ。現代史と郷土史に興味がある。
現代史+郷土史=中島公園の歴史。数学が苦手と言っても、これくらいの計算はできるのだ。勉強の拠点は近所の「札幌市公文書館」とした。
我が家の近所=中島公園の近所。近所から近所への交通費はゼロである。経済学的にも正しい選択をしたと思う。なかなか科学的思考ではないか。
この辺で屁理屈はお仕舞いにして本題に戻ろうと思う。
天文台詳細情報はこちら→ 札幌市青少年科学館・札幌市天文台
ところで、昔の天文台は天文を学ぶ雰囲気があった
1958年開館。凄い!学生が学生服を着ている。札幌市公文書館所蔵
外見も少し違っていた。ビルもなく見通しが好く、いかにも天文台。
屋根についているのは雪印のマークかな? 札幌市公文書館所蔵
この天文台は1958年開催の「北海道大博覧会」で雪印乳業館として建てられた。当時は中島公園から天の川がみられたという。
最近思うのだが世の中、必要以上に明るすぎないか。24時間営業店や自動販売機は必要なのだろうか。様々な光が星を見にくくしている。そして電力を消費している。心豊かな暮らしに何が必要か見直す必要がある。
遊べる天文台です
子供たちのカラフルなアノラックが奇麗だ。天文台のある場所は昔、岡田山と呼ばれ、もうすこし高くてスキーなどする子供たちで賑っていた。今でも子供たちがソリ滑りなどをして元気に遊んでいる。