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6月の中島公園 以下日付順
左側メインページは主として風景。 右サイドページはリンクとイベント、風物詩等を掲載。 そして、全ての画像に撮影日を明記した。
6月の主な行事は14日~16日の「札幌まつり」、30日の「彫刻クイズラリー」。
2012年6月3日 鴨々川と野外彫刻の清掃
野外彫刻清掃のつよ~い味方
去年より「クリーン鴨々川清掃運動」と「札幌彫刻美術館友の会」が主催する中島公園野外彫刻清掃は同時開催となった。
ところで、2m以上で実施する作業は、高所作業といい労働安全衛生規則上の制限がある。
そのため足場の組立や高所作業車の使用が必要とされ、経費がかかる。
そこで現れたのが高圧洗浄機。
彫刻清掃の強い味方になるだろう。
しかし彫刻は美術品、大切に扱う必要がある。 人の手で優しく手当てしなければならない部分もある。
最終的には、足場の組立や高所作業車が必要になるだろう。 ボランティアが清掃するにしても行政の援助や寄付などの後方支援も必要と思う。
ということで広報活動の大切さを痛感した。 微力だが少しでも役に立ちたいと思う。 野外彫刻清掃主催者のサイトはこちら→札幌彫刻美術館友の会
初夏 アオサギと子供たち
アオサギが飛び立った。 私の喜びは中島公園の魅力を紹介すること。
画像は私の目の代わり、文章は口の代わり、伝えたいことは山ほどある。
子供たちにとって楽しい公園は勉強にもなる。 何を見つけたのだろう?
中島公園に楽しい想い出を残している人が各地に居る。外国にも。
2012年6月4日 オシドリ夫婦?
男性と女性がいつも一緒に居るからといって夫婦とは限らない。
左からオシドリの雌と雄、オシドリ夫婦だろうか?他にオシドリは見られない。
お互いにソッポを向いている。ケンカでもしたのかな?
2012年6月8日 例年より早いフジの満開
藤が奇麗に咲いている。まだ8日、お祭りまでもつかなと心配した。
やはり、もたなかった。藤はお祭りによく似合う。 この藤棚をこぐって
「札幌まつり」に行ってほしかった。 少し残念に思ったフジの早咲き。
水辺のキショウブも例年より早く咲く
キショウブも然り。1週間くらい早い開花と思う。 藤棚の下を歩き、菖蒲池岸のキショウブを見ながら「札幌まつり」を楽しんで欲しかった。
すっかり、「札幌まつり」のホスト役気分になってしまった私。
中島公園の近所に住む一住民に過ぎないのに、どうしたことだろう。
2012年6月9日 中島公園ほぼ中央の「香の広場」
広場に名前が付いているとは知らなかった。 立て看板には「香の広場」と書いてある。 私が読まなかっただけで、名前はあったのだ。 花の名と説明書きがある。 近くにカレープラントがあったので匂いをかぐとカレーの香がした。
「香の広場」北側、菖蒲池寄りの藤棚。 白いフジもきれいだなと思った。
準備に準備を重ねて「札幌まつり」を迎える。この花も咲いていて欲しい。
2012年6月10日 ここが「香の広場」
今日はなにやら行事があるらしい。 ビルはノボテル札幌、菖蒲池の方向。
2012年6月11日 去年できた花壇
北(すすきの)側出入口。 地下鉄中島公園駅1番出入口の直ぐそば。
2012年6月12日 中島公園北側の高層ビル群
真ん中のビルが高層ビル。 両端のビルは中島公園隣接なので高く見えるが、高層ビルの3分の1程度の高さと思う。目の錯覚。 キショウブが萎れそう。
2012年6月13日 キタラはお祭り休館 豊平館は4年休館
14~16日はお祭り休館。 今日は「札幌広域圏ジュニアコンサート」。
4月より大改修の為4年間閉館。工事が本格化する前に撮る。見納め間近だ。
2012年6月14日 札幌まつり(北海道神宮例祭)初日午前
中島公園の神事はなく、露店(約500店)と見世物小屋で賑う。
2012年6月16日 札幌まつり最終日の夕方
いつものボート乗場の風景と違う。係留されているボートが一艘もないのだ。
お祭りの三日間と豊平川花火大会の日は乗船待ちの行列ができる。
夕方になると歩くのもやっと。 撮影などとんでもないことだ。
「オレを撮ったな」とか言われたら怖い怖い。「アタシ」でも同じこと。
園路の外れから、やっと一枚。 雑踏も中島公園の魅力だろうか。
今年のお祭りは好かった。三日間雨なしだ。その心配も無かった。 しかも、
終わったとたんに雨が降る。まるでお祭りの為に待ってくれたみたいだ。
2012年6月18日 可愛いパーフォーマンス
家族でもない私が無断で撮って無断で公開。いかがなものかと思ったが掲載。プライバシーに配慮すると、この大きさが限界だろう?
「お前の写真は後姿ばかりだ」と言われるが、いい写真とプライバシー保護の両立は難しい。人の居ない公園は表現不足だし人が写っていれば公開が難しい。
この問題をあっさりと解決する方法を知っている。
「中島パフェの中波です。取材よろしいでしょうか?」と事前調整すればよい。
しかし、「中島パフェってなに?」「中波って誰?」と疑問をもたれるようでは話にならない。 やはり有名になるしかないのかな(笑)。 叶わぬから夢と言う。
2012年6月20日 水と緑の中島公園
菖蒲池が鏡のようだ。 緑ってなんと目に優しいのだろう!
現代的な高層ビルと古めかしいボートハウスのアンバランスが面白い。
少し早かった今年のキショウブ開花。 やはり緑だけではもの足りない。
2012年6月24日 彫刻も老化防止?
山内壮夫の「笛を吹く少女」は誕生して50年を超える。 そろそろ寿命かな? そこで考えたのが彫刻のアンチエージング。 少し手を加えて10年くらいのばしたい。 のばしただけでは意味がない。美しくしなければならないと意気込んでいる。 手当てするのは「札幌彫刻美術館友の会」のボランティアたち。
晴天の中島公園で久しぶりのフリマ
もうじきPMFを迎える札幌コンサートホール・キタラ。
キショウブも減ってきた菖蒲池。 次は紫陽花だ。
空は晴天、祭りの後片付けも終わり、久しぶりにフリマで賑う自由広場。
第2回彫刻クイズラリーin中島公園
2012年6月30日 笛を吹く少女とあそぼう
「札幌彫刻美術館友の会」が子供と大人が一緒に楽しめるイベントを開いた。
右サイドページに時間順に、内容を含めて紹介。
晴れた朝9時に札幌コンサートホール・キタラ前で受付開始。
参加者もボチボチ来場。「友の会」のぼり旗とスタッフジャンパーでお出迎え。
彫刻クイズラリー、彫刻は「猫とハーモニカ」(山内壮夫)。
10時、今日の主役「笛を吹く少女」は薔薇に囲まれ風船の首飾り姿。
この日の為に三日間身体を洗い、コーティングで念入りなお化粧もした。
「笛を吹く少女」の前でリコーダーコンサート。 演奏は「カサリコ」さん。
ここで一服 中島公園の歴史を考える
中島遊園地開園を中島公園の起源と考えれば今年で125年目。
と言うことは、後875年もすれば中島公園は千年の歴史をもつことになる。
1959年に完成した百花園。後ろ向きの「母と子の像」札幌市文化資料室所蔵
1959年に完成した百花園
「上は百花園の写真です」
「向こうに見えるのが藻岩山だな」
「母と子の像が水の中で涼しそう」
「藻岩山を見ているのかな」
←「今は札幌駅前方面を見てますよ」
「猫も杓子もみんな駅前だよな」
「笛を吹く少女だけは違いますよ」
今はなき百花園では「森の歌」
「母と子の像」「笛を吹く少女」が一直線の位置にありそれぞれが藻岩山の方を向いていた。
百花園閉園後「森の歌」はブロンズで作り直し児童会館前に移った。
そして「母と子の像」は広場の南端に寄り横を向いてしまった。
そして、「笛を吹く少女」だけが現在の位置にある。
考えてみると「母と子の像」は藻岩山でなく「森の歌」を見ていたのだろう。
それなら分かる。 確かに母子像の先には木々を超え菖蒲池を越えて、はるか向こうに「森の歌」のブロンズ像がある。 直接見ることは出来なくてもその方向にあることには間違いない。
百花園当時の位置に残ったのは「笛を吹く少女」だけ?
「素晴らしいことですね。少女像だけは当時の位置にあるんですよ」
「動かす必要がなかったんだろう」
「その位置にあること自体、歴史上有益と考えます」
「ほ~、いつから歴史家になったんだ」
「半年前です」
「何だと?」
「例えて言えば小学一年生ですね。見ること聞くことみんな新鮮です」
「そりゃ~好かった」
「笛を吹く少女像の前で、笛の合奏をしてもらってとても幸せです」
「リコーダーだ」
「利巧だーとかいって褒めないで下さい。それ程でもないんですよ」
百花園では「笛を吹く少女」と藻岩山を結ぶ線上に「母と子の像」があった。
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文学館講堂で開かれたフルートコンサートは満席。
演奏はヤマハフルート講師、松沢浩司先生。
クイズに答えて景品を受け取ってお仕舞い。お疲れ様でした。
管理人のつぶやき 札幌護国神社で
朝、ゴミを捨てに行ったついでに、近くの護国神社に行った。
沖縄戦戦没者慰霊碑の前で足を止める。
石碑に「沖縄戦没者合計22万6千の内、沖縄以外7万7千、
そして北海道出身戦没者1万8百」と書いてある。
沖縄県人は軍民あわせて14万9千人の戦没者、北海道人1万8百人、
そして内地と言われた45都府県の平均は1,700人程度だ。
沖縄、北海道、他の都府県、と並べると桁が一つずつ違う。
この数字は何を意味しているのだろうか。 余りにも差があり過ぎる。
戦争を始めたのは、いわゆる内地の人。
それなのに犠牲になった大部分は、戦場となった沖縄の人。
その次に多くの犠牲者を出したのは政治的には何の影響力を持たない北海道の人。
命を賭けて国を守るのは尊い行為と思う。
しかし、なぜか「国を守ろう、愛国心を持とう」と唱えた人たちは、たくさん生き残る。 それとは対照的に、日本の中央から遠く離れた沖縄や北海道から多くの
犠牲者が出る。 不思議なことがあるものだ。
こんなことを考えていたら、バタバタ、シューと空襲に遇った。
もちろん、この季節恒例のカラスの威嚇攻撃だ。
カラスはエライ! 尊敬できる。 小ガラス守ろうとして、自らの命をかける。
ヒトはなぜ他人様の命で、巣である国を守ろうとするのだろう。
自らの命をかけて守るカラスを見習ってほしい。