「一つ教えてやろう。新しい記事を上に書くのがネットの常識だよ」
「せっかくですが、季節の移ろいを感じて欲しいので日付順にしました」
「勝手にルールを作るのが好きだね~」
「大好きです! メインは風景、サイドは出来事と風物詩に決めました」
「好きなようにやんな。のんびりと力を抜いてな」
中島公園4月の風景 冬から春への旅立ち
春は雪融け、4月は冬から春への乗換駅。
2012年4月1日 まだ冬を引きずっている
「春の小川はサラサラいくよ~♪」
「春は雪融け、川はゴーゴーと流れるものだよ」
「私はサラサラが好きですね」
「自然現象だから、アンタの都合どおりに流れちゃくんないよ」
それが都合どおりに流せるのだ。ここから上流に3分くらい歩いてみたらよい。 水門があるから水量は自由に調節できることが分かる。
ゴーゴー流れたら危険だから、常にサラサラ程度に調節されている。
2012年4月5日 依然として冬景色
雪原に見えるが、ここは菖蒲池の真ん中辺り。 南側は河口に近いので融け始めている。 池が融ければ水鳥は戻るし春が来たことを実感する。
山内壮夫の彫刻「猫とハーモニカ」。 猫にしては胸元が立派すぎる。
ハーモニカにしては縦長すぎる。 ギリシャ神話の牧神パーンが、
パンフルート(パンの笛)を吹いている姿だと言う説が有力。
去年の秋、この彫刻の前でパンフルート演奏会が開かれた。
2月上旬に「ゆきあかりin中島公園」が開かれた。キタラ前広場にも雪のオブジェが作られ、その雪も残っているので例年と違った風景になっている。
2012年4月7日 急激に雪融け 激しく変わる風景
春になると自然環境が変わり水鳥も何時もと違った動きをする。
これはカルガモ、中島公園で圧倒的に多いマガモとは違う。下の画像にマガモの雄と雌が写っている。比べてみれば違いが分かると思う。
2012年4月11日 鴨々川の水鳥もだんだん減ってくる
水鳥はまだ鴨々川に居る。 中州橋下のオシドリ♂、マガモ♀、マガモ♂。
菖蒲池が融ければ川を去り池に行く。
2012年4月12日 凍結した部分が次第に減ってくる菖蒲池
菖蒲池が融け出すと「春だな~」と感じる。 何故かボート乗場辺りが融け難い。 多分水の流れの関係と思う。 菖蒲池は南から北へと流れている。
氷の下では常に水が流れ命を育んでいる。 ここは菖蒲池の北側。
同じ日のほぼ同じ時刻の菖蒲池南側。 河口に近いので融けるのが早い。
2012年4月21日 池に水が湛えられクロッカスが咲けば春本番
豊平館は4月1日より工事のため長期休館。 工事が本格化すれば、この美しい姿も見えなくなるだろう。 4年間の見納めと思って撮っている。
春本番、開花の一番バッターはクロッカス。 二番がツツジ、これが、
中島公園パークスの打順。続いてレンギョウ、ホウノキあたりかな?
2012年4月24日 春だ サイクリングだ ボロクルだ!
パークホテルのポートでポロクルの自転車を借りて中島公園を回ってみた。
詳細はこちらをクリック → 中島公園新着情報中島公園deポロクル
2012年4月25日 中島公園の全てが春景色
冬の間陸揚げされてシートを被せてあったボートが再び池に浮かんだ。
大型連休には営業開始と思う。ただ今準備中。
鴨々川、主に中洲橋下辺りに居たオシドリが居なくなったと思ったら、
菖蒲池に現れた。 色も似ているので多分川から移って来たものだろう。
4月初旬は雪景色だったのが下旬になるとこうも変わる。春本番だ。
大型連休までには全てが整い、中島公園が全開となる。
2012年4月27日 大型連休直前 暖かくなって来た
「鴨々川は濁っていますね」と言われたことがある。 澄んでいて底が見えることもあるし、濁って茶色のこともある。 鴨々川は豊平川の支流、水の色をあえて言えば「豊平川色」である。
藻岩山が見える中島公園庭球場。 5月1日のオープンに向け準備中。
九条広場はバス通りに隣接している。道路を隔てて高層ビルが林立している。 すすきの付近と言う場所柄か賃貸マンションが多い。
ここの白いツツジは咲くのが早い。 今日は4月27日、咲き始めている。
菖蒲池の北側、2週間前は凍結していた。遠くに藻岩山が見える。
4月上旬と下旬では風景が様変わり。冬から春へ早変わりする中島公園。
中島公園全開! 4月28日(土)より大型連休
4月28日、日本庭園が開園しボートハウスも営業開始。 中島公園が夏モードに入った。 ちょうどこの日は中島公園管理事務所が主催する「樹木ガイド」の日。好天に恵まれ、木や花を見ながらの楽しい散策となった。
菖蒲池にボートが浮かぶと中島公園の風景は一変する。 初めて札幌に来たときは、ここが4月の始めには雪と氷で覆われていたとは信じ難かった。
日本庭園が開園になったが、ちょっと地味な感じ。 やはり桜の開花が待ち遠しい。 今年の開花が遅く、大型連休には間に合わないような気がして心配だ。
ともかく国指定重要文化財「八窓庵」にも再会できたし、カタクリ、エゾエンゴサク、福寿草など可憐な花が咲いている。
遊戯広場に子どもたちの歓声が聞こえるようになると春を感じる。
こぐま座、児童会館などのある広場は親子連れで賑っていた。
札幌コンサートホール・キタラ前の広場に安田侃の「相響」がある。大きな卵のような彫刻はキタラのシンポルのようだ。
「相響」から手を繋いでいる若者たちがいた、どんな意味か分からないが、とても楽しそうで見ていても気持ちがいい。
中島公園全開と書いたが、中島公園庭球場だけは5月1日のオープン。