中島公園の風景はそこで遊び憩う人達がいて、初めて完璧になる。
2013年9月2日 平成25年度中央区防災訓練
「安心は日々の備えから」ということで中央区防災訓練が中島公園自由広場を中心に行われた。洪水時に浸水の恐れのある豊平川沿いで暮らす人々にとっては、とても大切な訓練。もちろん地震に対する備えも重要である。
ただ地域の特性から考えると豊平川あっての中島公園であることを忘れてはならない。しかも豊平川支流の鴨々川と菖蒲池その他、全ての水系が繋がっている。その意味では中島公園を守る為に欠かせない訓練ともいえる。
弥彦神社横では「負傷者搬送訓練」や「応急担架作成訓練」等を実施。若い時に参加した消防訓練で、油火災の部屋に突入したことを思い出した。
大勢の人がホースを持って突入する。先頭の人がホースを操作して霧状の水を火にかける。その後ろの人は別なホースで先頭の人に水をかける。その後ろにホースを支える人が続々と続く。それぞれの役を順番でこなすのだ。
その時は熱いよりも目が痛く涙がポロポロ出て、鼻水が出っぱなしだったことを思い出す。タオル一枚がいかに大切かも理解した。50年以上前のことだが今でもハッキリと覚えている。防災に関しては実際と似た訓練が大切と思う。
自由広場で「給食・給水訓練」も実施。給食はドライカレーとパン、給水は飲料水。その他の訓練の様子は、右サイドページに感想を含めて掲載した。
日本庭園のムクゲが咲くと、もうじき紅葉の季節だなと思う。
2013年9月3日 子供たちの遊び場、除草作業
なだらかな坂がある天文台は子供達に人気がある遊び場。雪が積もればソリ滑り、1年中遊び場になっている感じだ。天文台は入場無料。
児童会館、人形劇場、遊技広場と並ぶエリアはお子様ゾーン。ベンチには「喫煙はご遠慮ください」との掲示が貼り付けてある。
ここは菖蒲池西岸中央。ところで昔は、大きな施設として中島球場や中島スポーツセンターがあった。そこは現在、緑のオープンスペースとなっている。中島公園全体で考えると除草するエリアも相当増えたと思う。
2013年9月5日 菖蒲池の色は豊平川と同じ色
この日の菖蒲池は茶色っぽい、時にはもっと茶色く濁る。池の水は豊平川から流れてくるので、色は豊平川と同じだ。大雨が降ったりすれば茶色くなる。
新聞の投書欄に「中島公園の池や川の水の濁り方が普通ではない」と当局の対策を求める意見があった。僭越ながら当局に成り代わり回答したい(笑)。
「必ずきれいにします。三日待ってください」。ただし、カンやポリ袋などのゴミは別である。水を濁らした容疑は豊平川? ゴミ持ち込犯は人。
「犯人などと失礼だぞ! 美観を考えてキチンと縛って置いてきたのだ」
「それでもダメ! 『散らかし犯』もいるのです」
「悪いのはそいつだ。逮捕しろ!」
「できません」
「なぜだ!」
「カラスです」
豊平館前の池。この池にも名前があると便利だ。菖蒲池とこの池の境に架かる橋にも名前がない。豊平池と豊平橋と付けたらどうだろう。芸がないが名無しよりはまし。しかし一旦付けてしまうと変える訳にも行かないので難しい。
2013年9月6日 雨に降られて鶴になる
札幌彫刻美術館友の会のボランティアが「鶴の舞」の補修作業をしている。先ず彫刻をきれいに洗うことだが、それは済んだ。次はコーティングだが晴天の日にしか出来ない。この日が作業予定日だったが雨になってしまった。
たまたま彫刻巡りをしている小学生が来たので、偶然の機会を利用して会員が「鶴の舞」の説明。アイヌの踊りで鶴の舞があるらしい。着物を両手で広げて鶴の格好をするそうだ。鶴に見えない彫刻だったが、そう聞いて納得した。
2013年9月8日 花壇と吹奏楽コンクール
ここは駐輪場ではないのに自転車が沢山止めてあった場所。当局はいろいろ工夫したようだが駐輪は続く。2年前に花壇が出来て難問解決。
第58回北海道吹奏楽コンクール、小学校、職場、一般、大学などが参加。
2013年9月9日 文学館で宮崎駿に関する特別展
宮崎駿が現代ファンタジーの源泉を紹介 → 挿絵が僕らにくれたもの
2013年9月11日 キタラから文学館へ楽しい散歩道
キタラから菖蒲池南側河口の橋を渡り、少し池沿いに歩くと右手に花壇(画像)が見える。道なりに行くと彫刻「猫とハーモニカ」「鶴の舞」、そして東屋、「笛を吹く少女」と続く、その間、道の両側にいろいろな花が咲いているので、歩いていても楽しい。幅広の園路を渡ると突き当たりに文学館がある。
2013年9月17日 水と緑の中島公園
水と緑が訪れる人の気持ちを和ませてくれる。札幌コンサートホール・キタラ前広場を越えると小川がある。この川から菖蒲池へと水が流れる。
福岡市東区に「海の中道」がある。ここは「池の中道」なぜならば進行方向の左側は菖蒲池、右側に日本庭園の池がある。しかも藤棚付き。
2013年9月18日 藻岩山の景観、彫刻補修、防災訓練
「香の広場」から見える藻岩山。山が一番美しく見えるのは仰角8度と言われているが中島公園はまさにその位置にある。高層ビルが3棟建ち藻岩山が隠れそうだが何とか見えている。幸いこの12年間高層ビルは建っていない。
8月10日から始めた補修作業だが、ようやくパーマシールドによるコーティングが出来る天気になった。塗っては乾かす作業を繰り返すコーティングは、晴れていなければできない。好天に恵まれ「鶴の舞」の補修作業は完了した。
「どなたか身体の具合が悪い方はいらっしゃいませんか~」と女性の声が聞こえた。振り返ると札幌コンサートホール・キタラで防災訓練中だった。
2013年9月21日 樹木名プレート整備が進んでいる
中島公園での樹木名プレート整備が進んでいる。樹木名を見ながらの散歩は勉強にもなる。それに馴染みの樹木の名を知ることは楽しい。
2013年9月22日 安田侃と山内壮夫の彫刻
札幌コンサートホール・キタラの前が広場、その手前にキタラのシンボル「相響(安田侃)」、そしてその手前に川が流れている。
「今年は『笛を吹く少女(山内壮夫)』がバラの花に埋もれている」と、感じるほど沢山のバラが咲いた。周囲の変化で彫刻も違って見えるから面白い。
2013年9月23日 水と緑の陰にキタラ、白い体育センター
菖蒲池にマガモ、その向こうは緑の木々、更に向こうにキタラがある。
あの白い建物は何だろう? 実は外壁工事中の中島体育センター。
2013年9月27日 久しぶりにオシドリが来た
オシドリはときどき来ているようだが私が見たのは今年初めて。
2013年9月29日 小さい秋見つけた
菖蒲池北側にある小さな中島だが少し紅葉している。