水と緑、歴史と芸術の公園

動物中島公園雑感

中島公園の動物

野鳥、池の魚、その他

2007年5月26日

「カラスにご注意!」の張り紙

カラス、中島公園で見かけるのはハシブトカラスとハシボソカラスです。 カラスは立派な野鳥です。 いない方がよいと思ったことはありません。

しかし、多すぎますね。カラスが増えるのは、一般的には無秩序な「ゴミ出し」といわれていますが、中島公園に限って言えば、原因の第一は「餌やり」と思います。

人がまくエサに群がっているカラスをよく見かけます。カラスにエサをやっている人に「なぜ餌をやるの」と問いかけたことがあります。 こう答えました「だって、可愛いもん。 私のことを覚えていてくれるし、芸も出来るんだよ」

札幌コンサートホール・キタラ近くのプラタナスの大木にカラスに関する注意書きが縛られています。上の方を見るとカラスの巣らしきものがありました。 

このような注意書きを見たら、知らん振りして立ち去るに限ります。「巣があるのか〜。どこにあるのだろうな〜」とか思って、立ち止まってキョロキョロしてはいけません。 

カラスに不審者と思われることがあります。 チラッと見て普通に歩いて、速やかに立ち去るに限ります。

カラスにとっては赤ちゃんを守る行為と聞いていますが、人としてはカラスの赤ちゃんを苛めようなどと言う考えは全くないのですから理不尽なことです。 カラスが利巧というのなら、この辺のことも理解してほしいと思います。

自分が経験した範囲ではカラスの威嚇といっても頭を足で蹴られる程度で、そんなに痛くはありません。 しかし、音とか鳴き声が迫力があって怖いです。 一度だけドンと体当たりをされたように感じたことがあります。

 一番怖いのがバタバタと羽音をたてながら、カアカア鳴きながら追いかけるように飛んでくることです。シュッと音がして頭を蹴られのもハッとします。枝から枝に飛んでしつっこく追いかけられるのも嫌なものです。

普通に歩いていればカラスに威嚇されることは、少ないと思います。 私の場合は、この「中島パフェ」に載せるため何か変わったことはないかと、常にキョロキョロしながら歩いているので、カラスから不審者と思われたのだと思います。

この2年くらいは注意を守り努めて不審者と思われないようにしているので、威嚇されることは非常に少なくなりました。いずれにしろ、「カラスに注意」と書いてある傍を、わざわざ散歩することはないと思います。 必要があって通る場合は普通に歩きながら、速やかに離れた方がいいと思います。その方がカラスのためにもいいでしょう。 戻る

「お前がカモだ!」
2006年7月28日

動物はつらいよ、鴨も厳しい!

今年の中島公園は少し、変です。菖蒲池から子供達に「主」と呼ばれていた、大きな鯉がいなくなりました。そこらじゅうにいた鯉が、池から消えてしまったのです(キタラ裏(西側)鴨々川にはいます)。

毎年6月初旬に現れる親子鴨も変です。 たった1羽、それもかなり大きくなったのが、鴨々川ホタル橋付近に親子で現れたそうです。 

人間で言えば小学1年くらいです。私自身が親子鴨を見たのは6月25日です。やはり、小学1年?4羽です。巣立ち後2週間はたっていたと思います。 結局、鴨の赤ちゃんに初めて出会ったのは7月20日のことでした。↓


今年は7月19日まで赤ちゃんを見たことがないのです。私だけではありません。どなたに聞いても、同じです。中島公園の鴨の巣立ちは普通、6月初旬頃です。こんなに遅いのは初めてです。

それだけではありません。「孤児」まで現れました。 巣立ったばかりの赤ちゃん鴨、2羽です。 親は一体どこに行ったのでしょうか。可愛いなどと言っておられません。この子達の行く末が心配でした。 

(↑画像は「鴨の赤ちゃん襲撃事件現場」です)

2羽の赤ちゃんはくっついたり、離れたりして、ピーピー鳴きながら母を捜していました。 その内、通りがかりの鴨に、ついて泳ぐようになりましたが、完全に無視されていました。

たまたま出会った4羽を連れた母鴨を、お母さんと勘違いしたのか、甘えるように近づくと、猛烈な攻撃にあい、1羽の赤ちゃんは重傷を負い、その後動かなくなりました。もう1羽は翌日まで生き残りましたが、それが見納めでした。

動物はつらい。動物は厳しいと思いました。 今年の菖蒲池は、なぜか荒模様です。 自然の移ろいは毎年同じようで、毎年違います。いつまでも興味の尽きることのない中島公園です。戻る

2006年5月26日

鯉はなぜ消えた(1)? -菖蒲池の謎-

過ぎ去った今年の冬、凍結した水面の下で一体なにが起こったのでしょうか? 中島公園のオバさん情報ですが、菖蒲池の鯉が全滅したようです。

言われてみれば今年はまだ、菖蒲池の鯉を見ていません。オバさんは鴨々川河川工事のとき、川の水を止めたことがあったので、池に入る水が減り、その結果酸素の供給が不足したのではないかと言い、死んだ鯉がぷかぷか浮いて来たとも言ってました。

しかし、真偽のほどは分かりません。鴨々川河川工事のとき鴨の行動に異変がありました。これについては年の初めに「鴨々川に異変、鴨はどこへ?」に詳しく書きました。 

後になって考えると、鴨は自由に飛べるので環境の変化に素早く対応できる。 それが私には異変に見えたのです。 そして、見えない部分で深刻な影響があるのではないか、との懸念が生じました。

その後、地元の新聞「山鼻新聞(1万6千部発行)」に記事を書く機会があったので、その懸念を次のように書いて載せました。 「(前略)しかし、問題もあります。工事の影響か、(中略)マガモの分布が大きく変わりました。おそらく他の野鳥、動植物についても大きな影響を受けているのではないでしょうか。(後略)」

(写真は凍結した菖蒲池、2006年1月撮影↑)

この時点では、どのような動植物に影響を与えるのか分からなかったのですが、今になって考えると、氷結した池の下で酸欠状態の鯉が死ぬ可能性はあると思います。 

偶然かも知れませんが、これを書いている時点で(今年の春)鯉を見た記憶がないのです。鯉だけなのか? 水草はどうなっているか? 疑問は尽きません。 

ただ、小さな魚(多分ウグイの稚魚とおもいます)が沢山泳いでいるのを見ました。 4月29日、豊平館前の池でのことです。

5月4日の朝、確認の為、池の周りを一回りしましたが、鯉は一匹も見えませんでした。 亀の死骸を一つ見ました。

中島公園の観察を始めて5年になりますが、こんなことは初めての経験です。いつも朝の散歩をしている3人の方に尋ねましたが、3人とも今年はまだ鯉を見ていない。去年までは氷が融けると鯉が見えたと答えてくれ、三人とも同じような疑問をもっていることが分かりました。

一方掲示板では野鳥に詳しいカラスさんから「夏にはカモメやアオサギなど魚の捕食者が現れるので、鯉やフナが警戒して泳ぐようになった」「6月中旬になると鯉の産卵が岸の柳の根方でみられるので、鯉が池に居ることが分かると思います」とのご意見とアドバイスを頂きました。 

今のところ結論めいたことは何も言えませんが注意深く見守って行きたいと思っています。 (続きは右側の黄色いコラム)戻る

2006年4月28日

親子鴨が好きになったわけ

初めて出会ったのは橋の上です。「男運が悪くて、いつも騙されてしまう女は、橋から身を投げようとしている」これはフランス映画『橋の上の女』。

私達の場合は私が藻山橋(南8西4)の上、卵の鴨たちは川の中にある石の窪みで母鴨に抱かれていました。2004年6月20日のことでした。

7月18日8羽の赤ちゃんが巣立ちましたが、鯉の放流場に閉じ込められてしまいました。

鴨の親子は苦労の末、中島公園にたどり着きました。画像は巣立ちから16日後、日本庭園東側の藤棚に近い岸辺で撮ったものです。


すでに子鴨を3羽失った母鴨は残った子鴨を整列させて、注意を与えました。「カラスに気をつけましょう。泳ぐときは一列に並び、決して母さんから離れてはいけません。

お前達の命は私が守ります」。母の訓示は私の想像ですが、あながち根拠の無いことではありません。

それらしい写真を見てください。別の親子鴨ですが、これは同じく中島公園キタラ付近で撮りました。

母鴨は単身、カラスに立ち向かい追い払いました。
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2005年5月10日 

カラスの赤ちゃんなぜ怖い

中島公園はカラスの多いところです。これからカラスの子育てのシーズンになるので、気をつけなければなりません。

中島公園のカラスはハシブトカラスとハシボソカラスの2種類ですが、数が多くて強そうなハシブトが気になります。クチバシが太くて、おでこが出っ張っているのが特徴です。

カラスの赤ちゃんには近づかないこと

一般的に気をつけなければいけないことを一つ挙げれば「赤ちゃんカラスには近づくな」ということです。

去年のことですが、中島公園駅から入る銀杏並木の園路にカラスの赤ちゃんが地面に落ちたのか、ヨタヨタ歩いていました。

少し避けて通ろうかなと思っていたとき、前を歩いていた若者がしゃがんで触ろうとしたら、早速、親カラスが飛んできました。

私が何度も経験している急降下威嚇飛行です。ビックリした若者が慌てて逃げて行きましたが、カラスはしつっこく追いかけて行きました。

赤ちゃんを守る為の行為、でも怖いです

何で声をかけて注意しないのだと非難しないで下さい。私も知識としては知っていましたが、目の前で見たのはこれが始めてです。

それにカラスは脅かして追い払うだけで、滅多なことでは危害は加えません。このことは分っていても怖いですね。もう何十回と脅かされています。全部中島公園のそばに住むようになった、この4年間弱のことです。

威嚇飛行数十回、足蹴り数回、ドスンと体当たり1回

ほとんどは接近飛行です。シュウッと音がするときと、バタバタ音がするときがあります。後ろから来るのでどんな飛行コースか分りませんが、飛び去る方向を見て後ろから来たと思っています。

接触したのは5,6回、ドシンという感じで体ごとブッツケられたのが1回です。クチバシで突っつかれたことはありません。

赤ちゃんカラスを鳴き声で聞き分ける方法

赤ちゃんの声がしたら近づかない方が良いです。鳴き方ですが、ハシブトカラスは澄んだ声でカーカー鳴くのが成鳥で、赤ちゃんは甘えたような濁った声でガーガーと鳴きます。

ハシボソカラスもガーガーと濁った声でなくので区別が難しいですね。甘えた声がハシブトの赤ちゃんです。面倒でしたら、ガーガー聞こえたら避けて通ればよいと思います。ハシボソはハシブトに比べ数が少ないから、差支えないと思います。

私はカラスから挙動不審者としてマークされています?

なぜ、私ばかりがカラスに脅かされるかと言いますと、私はカラスから挙動不審者としてマークされているのです。

「中島パフェ」に何を載せようかとキョロキョロしながら歩いているのが原因らしいのです。当サイトは身体を張った取材活動により支えられています。 戻る

2003年9月26日 

カラスとどう付き合うか

朝のラジオ体操を終えて家に帰ろうとしたら小橋の両側にカラスが2列になって、お出迎えです。何時もと違って橋に近づいても止まったまま、どかないのです。

カラスに肩も触れそうな狭い橋です。みんな内側を向いているので大きなクチバシが怖いので、情けないけど遠回りして別の道に行きました。中州橋

ここに来て2年過ぎましたが、カラスに慣れるどころかますます怖くなりました。

後ろからの接触飛行が数回、一回はぶつけられました。バタバタとか、シュウッとか進入スピードによって、音が違うのですが、後ろから来て前に飛び去って行きます。

戦争映画で見る急降下爆撃の感じです。爆撃といえばフンを2回かけられました。高い所からボタッと言う感じです、

カラスのはやわくて大きいので始末が大変です。至近弾は数回です。ピシャッと地面に叩きつけられます。ご近所同士だから仲良くしようと努力はしたのですが、なかなか上手く行きません。

私とはぜんぜん違う価値観をもって、生活スタイルもまるで違うカラスとどう付き合えばよいか悩んでいます。 戻る

2003年9月19日 

カラスの死骸見たことないのですが

「カラスは沢山飛んでいるのにカラスの死骸を見たことありません。カラスは死なないのですか?」と子供が聞いているのをラジオで耳にしたことがあります。

中島公園は都市公園ですから、死骸は鴨にしろ、カラスにしろ公園管理者は見つけ次第片付けてしまうので、ほんのたまにしか見たことありません。 

カラスの死骸も何回か見た記憶があります。弱ったカラスが木から落ちるところも一度だけ見ました。ドサッと音がしたので、見るとカラスが倒れていました。

私も2年前にここに転居するまではカラスの死骸を見たことなかったのですが、ここに住んでからはカラス、鳩、鴨、雀、鯉と一通りの死骸を見ることになりました。先日も猫が鴨を食べているところに出会いました。

猫を追い払ったのですが、鴨は瀕死の重傷で助かる見込みはありません。顔見知りの猫なので複雑な心境です。エサを与えている人がいるので、この猫は公園に住みついたのだと思います。 戻る

2003年7月25日

困る烏(カラス)の餌付け

昔の芝居で「カラスの鳴かない日があっても、お前のことを思わなかった日はないんだよ」と言う様なセリフがあったような気がします。

豊平館前のカラス

しかし、中島公園ではカラスの鳴かない日など一日もありません。

毎日カアカア煩いこと、まるでカラスに占領されているような感じです。

.カラスが増えたのは、いろいろ理由があると思いますが、その一つにカラスにエサを与えることです。エサをやる人に「なぜ、エサをあげるのですか?」と聞くと「カラスは自分のことを覚えてくれるから可愛い。」と言います。

可愛いのは分りますが、カラスをこれ以上、人に接近させて良いのでしょうか。各地でサルやイノシシの問題が発生していますが、問題の殆んどは人による餌付けから始まっています。 戻る

2003年5月16日 

カラスにエサをやる人の言い分

公園には幸せそうなカップルから行き場の無いホームレスまで、いろいろな人たちが訪れます。ふれあいを求めて鴨や鳩にエサをやる人もいますが、中にはカラスにエサをあげる人がいます。

「どうしてカラスにエサをあげるのですか?」と聞くと「カラスは賢くて可愛い、私のことを覚えてくれるし、空中でエサを受ける芸もある。」とニコニコして答えてくれました。

そのとおりだとは思いますが、問題もあります。カラスは大きくて、鋭い嘴をもち、繁殖力も強い。このような野鳥と共存していく為には一定の距離が必要です。

もともとカラスは人から一定の距離をとっていたのに人のほうが近づけてしまうのですから、どうしようもありません。

いい加減な生ゴミ出し、公園などでの給餌行為などです。勝手に餌付けしといて、危なくなったから駆除するということに、ならないことを祈ります。 戻る

2003年5月9日

都市公園にはゴミ箱は必要

中島公園は遠目には綺麗な公園ですが、足元を見れば所々にゴミが目に付きます。ほとんどは行楽弁当のゴミです。

カラスに突っつかれて汚らしい状態になっていることもあります。園内の清掃は始終行われていますが、追いつかないのが現状です。

行楽客のモラルの問題もありますが、主な原因は園内にゴミ箱が一つもないことだと思います。「ゴミは持ち帰り下さい。」と言われても街に寄ったり、地下鉄に乗ったり、その間ゴミを持ちながら歩くのは面倒なものです。

カラスや分別の問題もあるのでゴミ箱といっても工夫が必要なので昔のようにあちこちに置くわけにはいかないと思いますが、南北東西4箇所くらいは必要と思います。

(2003年8月ごろ園内3ヶ所にゴミ箱が設置され、2004年以降2ヶ所に減りました)戻る  

中島公園パーフェクトガイド「中島パフェ」

2006年8月15日

烏に注意!交通整理?

中島公園の散策を始めて5年になりますが、こんな丁重な扱いを受けたのは初めてです。

8月9日のことですが、中州橋を渡って中島公園に入ろうとすると「こちらを通ってください。カラスに襲われます」と声がかかりました。

制服をきた警備員らしい人が「あすこにカラスの赤ちゃんがいます。近づくと親ガラスが襲ってきます」と説明していました。「カラスに注意!」の立て看板もありました。

襲ってくるという表現には違和感がありますが、有難いことです。経験した人は分かると思いますが、けっこう怖いです。「カアカア」怒鳴りながら執拗に追いかけて来るのです。しかも後ろから、狙いは頭あたりですよ。

黙ってシュッと来るのより、連続的ですから怖いです。今までのカラス対策は全て、自己責任。保護を受けたのは、これが初めてです。保護が必要になったということでしょうか?問題の深刻化かも知れませんね。
2006年6月30日

鯉はなぜ消えた(3)?

6月15日追記
その後、更に二人のオバさんが鯉の死骸が大量に浮いて来たのを見た、という話を聞きました。「融けかけた氷の下から鯉の死骸がいっぱい出てきて、ボート乗場に死んだ大きな鯉が上がり、カラスが突っついていて臭かった」と言っています。 

「鴨々川河川工事の影響で菖蒲池へ流入する水量が減り、その結果、凍った池の下で酸欠状態が起こり、鯉が大量に死んだ」という推理は、どうやら当たっているようです。 そうでないとすると鯉の大量死はなぜ起こったのでしょうか? 

鯉がほとんど全滅したことは間違いないと思いますが、救われるのは10センチにも満たない小さな緋鯉らしき魚がところどころで見られることです。

(後になって聞いた話ですが、これは金魚。お祭りの露店で金魚すくいがあり、そのとき誰かが捨てたもの)

画像は日本庭園で撮ったものですが、他でも見られます。生き残りと思える大きな黒い鯉も2匹だけ見たことがあります。 根絶やしではなくて安堵しました。       
6月29日追記
依然として鯉は現れません。 上の写真の赤い金魚のような小魚も見えなくなりました。 鯉が冬に死んだことは、もう疑う余地のないことと思います。 ウグイのような小魚、エビ、亀などは健在です。 以前、生息していた大きな鯉は見れなくなりました。 キタラ西側の鴨々川では、いくらか見れますが、池との行き来はないと思います。戻る 
2006年6月30日

鯉はなぜ消えた(2)?

中島公園のオバさん情報ですが、菖蒲池の鯉が全滅したようです。 言われてみれば今年はまだ、菖蒲池の鯉を見ていません。
 
オバさんは鴨々川河川工事のとき、川の水を止めたのが原因と言っています。池に入る水が減り、その結果酸素の供給が不足したと言うのです。
死んだ鯉がぷかぷか浮いて来たとも言ってました。
 
それから、4週間後の5月30日、更に詳しい情報が入りました。公園を毎日散歩している、近所のオジさんからです。

「4月の凍結が融けたころ、鯉が沢山死んでいるのを池の北側で見た。道を歩いていても腐臭がした。鯉の死骸を片付けていた。池の氷の上では沢山のカラスが死んだ鯉を食べていた。
翌日、行ってみると、もう鯉の死骸は無かった。」

オジサンの話は、オバサンの話と一致することも多く信頼性が高い。私もほとんど融けている池で、残った氷の上のカラスの群れをみました。オジサンは生き残った鯉を1匹見たと言い、私も2匹みました。この段階で、鯉の大量死は間違いないと思いました。

しかし、調べている内に意外な事実が分かりましたよ。中島公園の鯉について、公的機関は何も関心がないということです。管理事務所、市の緑の管理課などですが。

オジサンの話が事実だとすると、鯉の死骸を片付けていた人は誰?鯉の死骸は北側に集中していたと聞きました。菖蒲池の流れは南から北に向っているので、理屈に合っています。

オジサンは前代未聞の、この出来事が「新聞に出ないのが不思議だ」と、言ってました。 それとも良くあることなのでしょうか?
それとも、鯉は潜っていて、産卵の時期がくれば浮き上がってくる?
疑問が尽きない鯉の季節でした。
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中島公園のカラス

中島公園はカラスの多い都市公園です。近所で暮らしていたら嫌でも付き合わなければならない相手です。カラスとのかかわりについて考えてみました。
ハシブトカラス
      ハシブトカラス
ハシボソカラス
     ハシボソカラス

からすのお友達

カラスにエサをやるおばさんと歩いていると怖いですね。
カラスが飛びながらついてくるのです。

後ろの方でバタバタ。歩いても歩いてもついてきます。

おばさんは「もう上げないから、お帰りよ」とか言ってコミュニケーションを楽しんでいるようですが、一緒に歩いている私は気が気ではありません。

近所の人で、飴もらったことあるし、行き先も同じです。狭い一本道だから離れることもできません。

「エサやらない方がいいですよ」と言うと。
「だって可愛そうじゃない。寒いのに。それにカラスは私のこと、ちゃんと覚えていてくれるんだから」

カラスが悪いなどと思ったことはありませんが、「エサやり」は人とカラスを必要以上に近づけます。

カラスは鋭いクチバシをもっているので危険ではないかと思いますが、いかがなものでしょうか。
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中島公園のカラスたち

枯れ枝にカラス
中島公園にはカラスが沢山います。時間帯によっては少ないときもあります。

ここは居ないからと思って弁当を広げると、どこからとなく寄ってきます。
カラスがいっぱい
枯れ枝に止まって、ときには舞い降りて人のそばをスーっと飛んで行きます。あるいは、バタバタと音をたてて飛んで行きます。

カラスが1羽
一羽でいれば可愛くて、きれいな野鳥ですが、集団でいると怖いです。

羽もただの黒でなく紫色に輝いてきれいに見えるときもあるのですよ。
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カラス、ぴょんトコ
スズメ、ぴょんぴょん
ハト、トコトコ
カラス、ぴょんトコ
両方できるのはカラスだけです。素晴らしい運動神経ですね。

飛んでいるカラス
やはり、空を飛んでいる方が野鳥らしくていいですね。

仲良しカラス
カラスの夫婦は仲良しです。人も見習わなければいけませんね。
飛ぶときも一緒、止まるときも一緒。いったい何を話しかけているのでしょう?
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