4公園管理比較 中島公園 対 豊平公園
2004年の中島公園です。2010年には、ほとんど改善されています。
3年前に中島公園の近くに転居して、毎日のように行くようになりました。綺麗な公園でとても気に入っていますが、少し工夫すれば更に美しくなるのではないかと思うようになりました。
例えば、バラの花壇を囲っているロープですが、不要ではないでしょうか。そう思いまして、近所の豊平公園に行って見たら、予想通り有りません。やはり不要なのと思いました。ロープで守られていれば花の咲き具合も良いのかなと、前向きに考えて見ましたが、実際見てみるとそうゆうことも無いようです。むしろロープで囲わない豊平公園の方が、よく咲いていました。
それに鉄パイプと黒・黄のロープと立入禁止の赤札の3点セットは工事現場などで使う臨時の囲いと思いますが、中島公園では冬でも、そのまま、恒久施設のように使われています。ひょっとして囲いを作ったことを忘れたのではないでしょうか。
豊平公園に入ると何か落ち着いた感じがします。しばらくして、カラスと鳩が少ないことに気がつきました。要所要所に「鳩(野鳥を含む)にエサをやらないで・・・」との注意書きがあります。中島公園のようにカラスが集団で飛び回ることも無い様に見えました。
公園で野鳥観測されていた人が「中島公園ではカラスの巣落しをしているようだ。巣とヒナを失ったカラスがパニックを起こして騒ぐのかも知れない。」と言っていました。豊平公園ではカラスの巣はヒナが巣立つまで落とさないそうです。その代わり上の写真のような注意書きを巣の下あたりに貼っていました。
今はカモの子育てシーズンです。このシーズン初めて豊平公園を訪れたのですが、偶然出合った母カモは8羽のヒナを従えていました。中島公園だったら多くて5羽、その5羽も次々に捕食され、何時までもつか分りません。今シーズン3羽と5羽の二組に出会いましたが、3羽は1羽となり、5羽は2羽となりましたが、その後どうしたのか、出会うことはありませんでした。
ほとんどの豊平公園の注意書きは、説明して、理解を求め、来訪者の協力を求めるように書いてあります。注意書き一つ書くにも、憩いを求めて公園を訪れる人々を意識しているように感じます。より良い公園にするためには、この姿勢が大切なのだと思いました。
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